【新型コロナ】マスクは常時着用! フランス・ストラスブール

21.Sep.2020 (Mon)】

フランス・ストラスブールの観光名所「プチフランス」、2020.09.19 © Matsuda Masahiro
フランス・ストラスブールの観光名所「プチフランス」、2020.09.19 © Matsuda Masahiro

半年ぶり

半年ぶりに、フランス・ストラスブールに行ってきました。

ストラスブールはアルザス地方の中心都市で、国境に接することからドイツとも深いつながりを持っています。ドイツ人観光客が多く、ドイツ語の通じる小売店も珍しくありません。

仕事とプライベートの両方で頻繁に行く街ですが、最近はコロナの影響でご無沙汰でした。

コロナ禍以前、3月初旬に行った際は、予定していたEU議会の見学が急にできなくなり、がっかりしました。係員からは「諸所の事情で」との説明しかありませんでしたが、間違いなくコロナの影響でしょう。

新型コロナがこれほど猛威を振るうとは予想だにしなかった頃ですが、パリのルーブル美術館が閉鎖されるなど、社会のいたるところに影響が出始めた時期です。

その後、仏独の国境が閉鎖され、特別な事情が無い限り国境を超えることができなくなりました。

<参考記事> 【新型コロナ】国境閉鎖、人通りの絶えた独仏国境の街、ケール(ドイツ)

国境閉鎖措置が解かれた後も、コロナ感染のリスクを避けるため、私自身はストラスブールに行くことはありませんでした。

新たな警戒スタイル

フランス・ストラスブールのオープンカフェ、2020.09.19 © Matsuda Masahiro
フランス・ストラスブールのオープンカフェ、2020.09.19 © Matsuda Masahiro

観光にうってつけの9月の週末。天気にも恵まれ、ストラスブールの中心市街地は賑わっていました。

正確には分かりませんが、観光客の出足は例年の7割位だったと思います。ただ、日本、中国、韓国などの団体客の姿は見ませんでした。EU域外から観光で訪れることは不可能ではないにせよ、ほとんど再開していません。

もう一つ、以前との大きな違いは、街行く人がマスクをしていること。「家を出たらマスク着用」が基本で、観光客にも同様の義務があります。マスクを着けていないのは、飲食店で飲んだり食べたりする人と、自転車に乗っている人くらいです。

私が住むドイツでは、小売店、公共施設、各種事務所など、プライベートを除き、建物に入る際はマスクの着用が義務付けられていますが、マスクをしながら街を歩く人は稀です。

そんなストラスブールですが、時折、マスクをせずに歩いている人がいました。意図して着けていないのか、あるいは忘れているだけなのかは分かりませんが、特に、誰かから注意されたり、警官に呼び止められるような場面には出くわしませんでした。しかし、厳密には罰金の対象だと思います。

フランス・ストラスブールの中心市街地、2020.09.19 © Matsuda Masahiro
フランス・ストラスブールの中心市街地、2020.09.19 © Matsuda Masahiro

トラム(路面電車)の停留所に行ったところ、電光掲示板にコロナ対策への協力を訴える画面が映し出されていました。「1mの社会的距離(ソーシャルディスタンス)」「マスク着用」に加え、「自転車持ち込み禁止」の表示も。

通常、自転車の持ち込みは可能ですが、社会的距離をとるのが難しくなるからでしょうか。

トラム(路面電車)停留所の電光掲示、フランス・ストラスブール、2020.09.19 © Matsuda Masahiro
トラム(路面電車)停留所の電光掲示、フランス・ストラスブール、2020.09.19 © Matsuda Masahiro

なお、フランスにおけるプライベート空間以外でのマスク着用義務は全国的なものではなく、地域ごとの判断に任されています。

今のところ、ドイツにこの義務はありませんが、感染拡大が続くミュンヘンなどでは、同様の措置を検討しています。

参考:ストラスブールの紹介

運河から大聖堂を臨む、フランス・ストラスブール、2020.09.19 © Matsuda Masahiro
運河から大聖堂を臨む、フランス・ストラスブール、2020.09.19 © Matsuda Masahiro

<アルザス地方の中心都市>

2000年以上の古い歴史の中でラテン文化とゲルマン文化が融合した独特の文化遺産を持ち、素晴らしい建築文化が栄えたアルザスの中心都市ストラスブール。ストラスブール市街は、旧市街や運河沿いに並ぶ木骨組みの民家など伝統的な古い街並み、同時にヨーロッパを代表する主要な行政機関が集まった近代都市、という異なる顔をもつ。2007年のTGV東線開通により、パリのシャルル・ド・ゴール空港(または東駅)からはわずか2時間20分でアクセス可能。欧州連合(EU)議会が置かれている。

<ユネスコの世界遺産に登録>

 1988年、イル川の中洲にある旧市街が「ストラスブールのグランド・イルGrande-île」としてユネスコの世界遺産に登録された。登録された地区は、イル川からフォー・ロンパールの運河まで開けた一帯(旧市街「グランド・イルGrande-île」)で、島の外部とは21の橋や歩道橋で結ばれている。旧市街の中には中世期の建造物がいくつも残っており、ノートル・ダム大聖堂はその大きさで圧倒的な印象を与える。その他、グランド・イル内部には4つの古い教会やノートルダム大聖堂美術館、ロアン宮があり、これらを見学すれば中世から今日に至るまでのストラスブールの歴史を振り返ることができる。一つの歴史建造物だけではなく、市内の一区域が全体としてユネスコ世界遺産に登録されたのはストラスブール市が初めて。

<プティット・フランス:ストラスブールの小ヴェニス>

 ストラスブールの絵のように美しい地区であるプティット・フランスとその運河には、かつて漁師や粉屋やなめし革職人たちがいました。プティット・フランスの名前は、ここに天然痘(フランス語で「プティット・ヴェロル」)に罹った兵士たちの病院を作ったフランソワ1世に由来します。水辺の地区であるプティット・フランスには、今も、16世紀と17世紀の木組みのハーフティンバーの家など建築遺産が残っています。


ドイツの感染者数

 :感染者 (前日比) / 死亡者
◆ バーデン=ヴュルテンベルク州:47,107(+172)/ 1,871
◆ バイエルン州:64,919(+294)/ 2,648
◆ ノルトライン=ヴェストファーレン州:65,232(+154)/ 1,845
◆ ドイツ全国272,337 (+922)/ 9,386
<死亡率>:3.4%
<人口100万人に占める死者数>:115.2人

【ロベルト・コッホ研究所発表】の公式データ
(21.Sep.2020, 00:00)

世界の感染者数

 :感染者(前日比)/ 死亡者(前日比)
◆ ドイツ全国:275,511(+1,546)/ 9,390(+0)
Berliner Morgenpost 紙のコロナウイルスモニター(2020年4月7日)

【Berliner Morgenpost紙の速報値】
(21.Sep.2020, 21:00)


【注意】

  • ロベルト・コッホ研究所は公的機関で、発表されるデータが国の公式データとして扱われます。
  • Berliner Morgenpost 紙は、世界のデータを集め「コロナウイルスモニター」として独自の速報値を公表しています。
  • コロナウイルスモニターのデータ元:Johns Hopkins University CSSE,  WHOCDC (USA),  ECDC (Europa),  NHCDXY (China), Robert-Koch-Institut, Kreis- und Landesgesundheitsämter

 

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