
現代社会の重要なキーワードである“持続可能性”の概念は、310年前にドイツの林業から生まれた。その背景となったのは、実は過剰な伐採による森林資源の枯渇であり、その苦い経験を糧にドイツの林業は築かれている。時代を経た今、林業が直面するのは気候変動だ。今号では、バイエルン州で活動するエキスパートへのインタビューから、気候変動をはじめとする問題を検討し、森林資源の現状を浮き彫りにしてみたい。…
◆ 松田雅央「ヨーロッパの街角から」『日経研月報』、Vol.540、2023.10.

秋のブナ林、ドイツ・ファルツ地方(2016.11 筆者撮影)