
3月に入ったとはいえ、スイスアルプスはまだ一面の雪に覆われている。地元の人によれば、この冬は例年より積雪が多いそうだ。
先日訪れたヴェンゲンはスイスの中央に位置する人口1,300の小さな村。首都ベルンから列車、登山鉄道2本を乗り継いで2時間かかる山深い里は、冬だけでなく夏場もスキー客で賑わう。数々の登山ドラマを生んだアイガー(3975m)やヨーロッパ最高地点にあるユングフラウヨッホ駅の麓の村と書いた方が通りはいいかもしれない。
実はこのヴェンゲン、電気自動車の走る村というユニークなキャラクターも持っている。…
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◆ 松田雅央「ヨーロッパの街角から」『日経研月報』、Vol.370、2009.04