【雑誌論文】農家民宿の魅力 ~アグリツーリズムと農村振興~ 2008年12月

グマイナー農家民宿のオーナー、ぺトラ・グマイナーさん 。後ろに見えるのは酪農用のワラ、ゲンゲンバッハ ©MATSUDA, Masahiro
グマイナー農家民宿のオーナー、ぺトラ・グマイナーさん 。後ろに見えるのは酪農用のワラ、ゲンゲンバッハ ©MATSUDA, Masahiro

 アグリツーリズム、あるいはグリーンツーリズムと呼ばれる観光スタイルがある。例えば農業体験、民芸品作り、伝統文化探訪など”通り過ぎるだけの観光”ではなく農村での主体的な体験をテーマにした余暇の過ごし方である。

  発祥の地ヨーロッパでは、アグリツーリズモ(伊)、ルーラルツーリズム(英)、ゲストInn(ギリシャ)、赤い鶏(南チロル)といった名称(あるいは愛称)で呼ばれ、観光産業に確固たる地位を築いている。日本でもアグリツーリズムの機運は高まっているが、具体像はまだ暗中模索といっていい。

  『ヨーロッパでは長期滞在が主流なのに対し日本ではまとまった休暇が取りにくい』といった状況ひとつとっても分かるとおり、ヨーロッパのやり方がそのまま通用するわけではないが、地域の特徴を活かして農村の観光産業を育成する手法は大きな参考となるはずだ。

  果たしてアグリツーリズムは農村振興にどれほど有効なのか。本稿では”農家での休暇”として知られるドイツの農家民宿産業を、農家・宿泊客・行政それぞれの視点を交えて考察してみたい。

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◆ 松田雅央「EUレポート(第12回)」『日経研月報』, 第366号, p42-48, 2008.12.

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