【コラム】自転車ツーリズムとまちづくり(ボーデン湖)

ドイツ、スイス、オーストリアの3国に囲まれたボーデン湖は、ヨーロッパ有数の観光・保養地として知られる。広さは琵琶湖より一回り小さい534㎢。美しい景観と史跡、湖畔に点在する宝石のような街や村が人々を魅了し、観光客は年間430万人を数える(宿泊者)。近年は特に健康志向と環境意識の高まりから、世代を問わない自転車ツーリズムの盛り上がりが著しい。

この夏、琵琶湖で自転車利用促進に取り組む「輪の国びわ湖推進協議会」の藤本氏の視察に同行する機会を得た。自転車ツーリズムがまちづくりと地域振興にどう役立つのか、ボーデン湖を例に考察してみたい。…

全文はこちら(PDF)

◆ 松田雅央「ヨーロッパの街角から」『日経研月報』、Vol.471、2017.09.、日本経済研究所

タイトルとURLをコピーしました