【コラム】 食品スキャンダルと飽食の時代

自然食品店の食肉売り場、カールスルーエ © Matsuda Masahiro
自然食品店の食肉売り場、カールスルーエ © Matsuda Masahiro

ヨーロッパがまた食肉スキャンダルに揺れている。

これまで明らかになったところでは、ルーマニアで屠殺された馬の肉がオランダとキプロスの中卸業者を通してフランスとルクセンブルクに売却され、ラザニアなどの冷凍食品に加工された後、ヨーロッパ各地のスーパーで販売された。

問題は流通過程でいつの間にか馬肉が牛肉に偽装されたこと。4月初めドイツの食品検査で発覚し、少なくとも5万トンの食肉に馬肉が混入していたという。…

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◆ 松田雅央「ヨーロッパの街角から」『日経研月報』、Vol.419、2013.05.

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