【新型コロナ】スーパーマーケット、子供はお断り!?

❚ 3月25日(水)の出来事

❚ 街の様子

今日も近所のスーパーへ買い物に行きました。早速、昨日多量入荷したトイレットペーパーコーナーを見たところ、見事、残っていました。一棚だけですが、24時間経っても売り切れないというのは快挙(?)です。買い溜めは続いていますが、以前よりひっ迫感は緩和されたように思います。

ちなみに残っていた商品は「再生紙使用、8パック入り、4.5ユーロ(約600円)」。普段よりちょっと高めです。

レジは込んでいましたが、お客さんは距離を取って整然と並んでいました。どの店でも、とにかく1.5~2m距離を取るのが、すっかり社会常識として定着しています。

支払いを終えマイバックに食料品を入れていると…。レジ係の男性が入店してきた12歳くらいの男の子に突然「子供は入店できないよ!」。「ちょっと買うものがあるんだけど?」という男の子に対し、男性店員は「駄目だ!」と繰り返すばかり。「とにかく駄目!」の一点張りで、理由も説明してくれません。男の子は結局諦めて帰りましたが、スーパーの入り口で「ペッ!」と唾を吐いていました…。

想像するに、子供は「1.5mルールを守れない(可能性が高い)から」でしょうか。その是非はともかく、そういう店舗規則を作ったのなら、入り口にでも張っておくべきだと思うのですが、何も書いてありません。私が男の子の立場だったら、やはり腹を立てたと思います。

新型コロナウイルス感染は若年層への感染率と発症率が極めて低いと言われています。(語弊はありますが)若年層は、いわば高齢者のために不自由を我慢しているわけです。大人の論理がグルグルと世の中を空回りしている、そんな現実を目の当たりにした気がします。

私の知る限り、国のガイドラインにも州令にもそういう規則はないはずです。ちなみに、小さな子供を連れたお客さんは普通に入店していたので「”子供だけ”は駄目」ということのようです。

インターネットで調べてみたところ、ハンブルクのあるスーパーはさらに厳しい規則を作っていました。なんと「小さな子供連れのお客さんはお断り!」。 理由は「お客様と従業員の安全を守るため」。ほとんどのスーパーは「(盲導犬を除く)犬の入店禁止」になっていますが、子供も禁止とは。一人親はいったいどうやって生活すればいいのでしょう…。

❚ こちらは「2mルール」

❚ ドイツのCOVID-19感染者数(前日比)/ 死亡者数(前日比)

ロベルト・コッホ研究所発表 (2020年3月25日(水)00:00現在)

  • バーデン=ヴュルテンベルク州:6,069(+721)/ 37(+7)
  • バイエルン州:6,558 (+804)/ 37(+7)
  • ノルトライン=ヴェストファーレン州:7,192 (+879)/ 43(+10)
  • ドイツ全国:31,554 (+4,118)/ 149(+35)

*感染者数は依然、爆発的な増加を続けています。
*死亡率(感染者数に占める死亡者数の割合)は0.47%です。
*死亡者数の総計が前日より減っている場合があります。これはおそらく、集計時の誤りを修正したものだと思われます。

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