【新型コロナ】新たな日常へのロードマップ、政府方針決定、小さな一歩・されど一歩

4月15日(水)の出来事】

学校の廊下に置かれた消毒液のボトル © Matsuda Masahiro
学校の廊下に置かれた消毒液のボトル © Matsuda Masahiro

メルケル首相と全16州の知事が、コロナ規制の今後についてテレビ会議を行いました。一部の規制緩和はありますが、基本的に現在の規制を少なくとも5月3日(日)まで延長することに決まりました。概要は以下の通りです。

  • 学校は5月4日(月)から段階的に再開。各学校の最終学年の再開を優先し、卒業試験も実施する。
  • 学校の段階的再開については、4月29日に改めて決定する。
  • 売り場面積800㎡以下の小売店は営業再開を認める。その際、感染予防に十分配慮し、店内の混雑緩和、入店待ちの行列を作らないことに留意する。
  • レストラン、バーなどの飲食店、ショッピングモール、ホームセンター、ホテルなどの閉店は継続。
  • 美容室・理容室は、5月4日から営業再開を認める。 
  • 教会、モスク(イスラム教の礼拝所)、シナゴーグ(ユダヤ教の礼拝所)での集団礼拝や集会は引き続き禁止。 
  • 市民の私的な旅行や訪問は引き続き自粛を要請。 
  • 大規模な催し(メッセ、コンサート、スポーツなど)は8月31日まで中止。

緩和は極めて限定的

正直なところ、私はもっと広範囲な規制緩和を予想していました。具体的内容といえば「800㎡以下の小売店の営業再開」だけです。

学校は「5月4日から段階的再開」となっていますが、これはあくまで予定であり、2週間後にどうなるかは分かりません。

「注意深く、段階的に規制緩和していく」との方針で、経済界からは落胆の声が聞かれます。特に「8月31日まで大規模な催しの中止」は影響が大きいでしょう。

例えば、国技ともいえるサッカーも夏まで開催できそうにありません。無観客試合は可能かもしれませんが、チケット収入、ケータリング、物品販売の収入はゼロのままです。最悪の場合、経営破綻するプロサッカーチームが出てくる可能性があります。

それでも、規制緩和の方向性が見えてきました。やっとトンネルの出口が見えてきた感じでしょうか。小さな一歩ではありますが、新たな日常へ動き出しました。

ドイツの感染者数(前日比)/ 死亡者数(前日比)

◆ バーデン=ヴュルテンベルク州
:25,438 (+398)/ 767(+56)
◆ バイエルン州
:34,294 (+725)/ 954(+82)
◆ ノルトライン=ヴェストファーレン州
:25,835 (+535)/ 607(+62)
◆ ドイツ全国
:127,584 (+2,486)/ 3254(+285)

  • 死亡率(感染者数に占める死亡者数の割合)は2.6%。
  • 人口100万人に占める死者数は 38.7人。

世界の感染者数 / 回復者数 / 死亡者数

◆ ドイツ全国
:133,154 / 71,995 / 3,592

【注意】

  • ① ロベルト・コッホ研究所は公的機関で、発表されるデータが国の公式データとして扱われます。
  • ② Berliner Morgenpost 紙は、世界のデータを集め「コロナウイルスモニター」として独自の速報値を公表しています。

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