【新型コロナ】規制緩和、5月4日からの第二弾、博物館・動物園は再開

5月2日(土 )】

ベルリンのペルガモン博物館 © Matsuda Masahiro
ベルリンのペルガモン博物館 © Matsuda Masahiro

4月30日(木)、メルケル首相と全16州知事が電話会談を行い、来週月曜、5月4日(月)からのコロナ規制緩和について話し合いました。

結果をまとめると:

◆ 児童公園、博物館、動物園の開園・開館を許可。
◆ 教会などでの集団礼拝は、感染防止対策をした上で許可。
◆ 幼稚園、学校の再開はまだ。ただし、5月6日頃再度検討する。
◆ 大人数の集まるイベント(コンサートなど)は8月31日まで禁止(変更なし)。
◆ レストランの営業はまだ(変更なし)。次回の検討に持ち越し。

「更なる緩和を進めるが、状況を確認しながら一歩一歩」ということです。

旅行の解禁はまだ視野に入っていませんが、6月中旬頃とみられています。夏のバカンスシーズンには何とか間に合いそうです。

規制の長期化で高まる不満

ドイツでコロナ規制が始まったのは3月中旬ですから、早くも1ヵ月半が経ちました。様々なところで「行動の自由を奪われることに対する不満」と「経済損失に対する不満」が噴出しています。

ドイツは個人の自由と尊厳を尊重する国ですので、それを制限することへの強い反発があり、ベルリンでは反対のデモンストレーションも発生しています。デモといっても集団行動はできませんので、あくまで個人による反対の意思表示ですが。

経済に関しては、低所得者層の生活苦はもとより、これまで健全に運営されてきた企業も資金繰りに四苦八苦する状況です。ドイツの航空会社ルフトハンザはパイロットに給与の1/2カットを提示し、政府に数千億円規模の支援を求めています。

ドイツ鉄道は実質的に国営ですので破綻はありませんが、乗客が通常の10~15%のレベルに落ちており、今後、数千億円規模の資金注入が必要になります。

経済の傷は深まる一方です。

<参考記事>【新型コロナ】コロナ規制緩和、第一弾(4月20日から)の詳細、バーデン=ヴュルテンベルク州(4月21日)

【新型コロナ】待ちに待ったコロナ規制の緩和、1ヵ月ぶりのショッピング、小売店の感染防止対策(4月20日)

<関連記事>【新型コロナ】新たな日常へのロードマップ、政府方針決定、小さな一歩・されど一歩(4月15日)

ドイツの感染者数

:感染者 (前日比) / 死亡者 (前日比)
◆ バーデン=ヴュルテンベルク州:31,919 (+310)/ 1,385
◆ バイエルン州:42,489(+409)/ 1,850
◆ ノルトライン=ヴェストファーレン州:33,058(+371)/ 1,261
◆ ドイツ全国160,785 (+1,639)/ 6,481
<死亡率> :4.0%
<人口100万人に占める死者数>:77.2人

【ロベルト・コッホ研究所発表】の公式データ
(2020年5月2日(土)00:00現在)

世界の感染者数

:感染者 / 回復者 / 死亡者
◆ ドイツ全国:164,007 / 126,900 / 6,736
Berliner Morgenpost 紙のコロナウイルスモニター(2020年4月7日)

【Berliner Morgenpost紙の速報値】
(2020年5月4日(日)03:00現在)

【注意】

  • ロベルト・コッホ研究所は公的機関で、発表されるデータが国の公式データとして扱われます。
  • Berliner Morgenpost 紙は、世界のデータを集め「コロナウイルスモニター」として独自の速報値を公表しています。
  • コロナウイルスモニターのデータ元:Johns Hopkins University CSSE,  WHOCDC (USA),  ECDC (Europa),  NHCDXY (China), Robert-Koch-Institut, Kreis- und Landesgesundheitsämter

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