【コラム】 トルコのバイオマス事情 – 水と廃棄物処理の国際メッセ IFAT2012 –

IFAT2012のメインゲート。「トルコ・自然による解決」の立看板が見える。IFATは毎回このミュンヘン新メッセ会場で開催されている、2010.05.09. © Matsuda Masahiro
IFAT2012のメインゲート。「トルコ・自然による解決」の立看板が見える。IFATは毎回このミュンヘン新メッセ会場で開催されている、2010.05.09. © Matsuda Masahiro

水と廃棄物処理の国際メッセ「IFAT(イーファット)」が最初に開催されたのは1966年のこと。当初は3年おき、2008年からは2年おきの開催となり、今は世界最大級の専門メッセとしてその名を知られている。

今年は世界54カ国2,939社が出展、180カ国125,000人が来場し、いずれも過去最高を記録した。水と廃棄物は国・自治体の取り組みが欠かせない分野であり、企業だけでなく公的機関の参加や研究者を招いたフォーラムが多いのもIFATの特徴だ。

IFATでは毎回特定の地域や国をフォーラムのメインテーマに選んでいる。取り上げるのは例えば「中国と日本(2005年)」「中欧・南欧(2008年)」「インド(2010年)」のように、いずれも水と廃棄物処理に対する関心と需要の高い地域であり、フォーラムを通してその時々の世界情況を見渡すことができる。アジア地域の経済発展に伴い、IFATは中国・上海とインド・ボンベイ(2013年から)でも開催されるようになっている。

今回のテーマ国はトルコだった。…

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◆ 松田雅央「ヨーロッパの街角から」『日経研月報』、Vol.411、2012.09.

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