【コラム】 フランクフルト国際モーターショー2013

ダイムラーの展示ホールに置かれたE-Smartのcar2go仕様車、フランクフルト国際モーターショー2013、2013.09.19. © Matsuda Masahiro
ダイムラーの展示ホールに置かれたE-Smartのcar2go仕様車、フランクフルト国際モーターショー2013、2013.09.19. © Matsuda Masahiro

この9月、65回目となるIAA(フランクフルト国際モーターショー・乗用車部門)が開催された。

IAAは乗用車部門と商用車部門が交互に開催され、今回のIAA2013は乗用車部門(参加企業は35カ国1,100社)。天候に恵まれず、来場者は前回を3万人下回ったが、それでも90万人が訪れ会場は大盛況だった。

私にとってIAA(乗用車部門)の取材はこれで4回目。今まで同様、エコカーと次世代交通に焦点を当てて会場を回った。

まず過去のIAAを簡単に振り返ってみよう。IAA2007ではエコカーに向けられる熱い視線を感じたものの、掛け声に研究開発が追いつかず”エコ”という流行のキーワードをPRに使うだけのメーカーが目立った。

続くIAA2009は燃料価格の高騰を背景に、多くのメーカーが生き残りをかけエコカーを開発する姿勢を強く打ち出していた。

その後、EV(電気自動車)が急激に存在感を増しIAA2011で初めてEV専用ホールが登場する。EVが本格的な普及の段階へ進んだことを示す出来事だった。…

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◆ 松田雅央「ヨーロッパの街角から」『日経研月報』、Vol.425、2013.11.

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