【新型コロナ】Q&A① 外出制限 2週間、街の様子は?

4月1日(水)の出来事】

夕方、私が住んでいるカールスルーエ市の中心街へ行ってきました。大通りを歩く人の数は、大雑把なところ通常の1/20~1/30、車の通りは1/100以下程度。「ゴーストタウン」とまではいきませんが、街には全く生気がありません。

ここバーデン=ヴュルテンベルク州で外出制限が始まったのは2週間ほど前。経済的にも社会的にも我慢の限界が近いように思います。ドイツでこうなのですから、さらに厳しい「外出禁止」の措置をとっている国の状況はかなり深刻なはずです。

ドイツの場合、天気が良く散歩で気晴らしできるのが、せめてもの救いでしょうか。

Q&A① 街の様子

今日は、外出制限の続くドイツの様子を私が住むカールスルーエ市(州の中核都市、人口約31万人)を例に、Q&A形式でお伝えしようと思います。

Q:営業している店舗はありますか?

A:食料品店、薬局、ドラッグストア、パン屋、テイクアウトの飲食店、郵便局、ガソリンスタンド、駅や空港内の一部の店舗は営業していますが、その他の店舗・飲食店はすべて閉店しています。閉店は義務で、違反した店には罰金(最高5,000ユーロ)が課されます。

どんなに病気が蔓延しようとも、特に食料品店、薬局、ガソリンスタンドを閉じるわけにはいきません。そんなことをしたら、文字通り「暴動や略奪」が起きます。

Q:オンラインショップは?

A:OKです。アマゾンなどオンラインショッピング業界と宅配業者は大忙しでしょう。また、接客を伴わないのであれば上記の店も営業はOKです。例えば「雑貨店がオンラインで注文を受けて商品を発送する」「旅行代理店が電話やメールで顧客に対応する」など。

Q:開いている施設はありますか?

A:病院や介護施設は開いています。一方、映画館、博物館、行楽施設などは、私営・公営を問わずすべて閉館。幼稚園、学校、大学も閉まっています。役所は外来者への対応はしていませんが業務を続けていますし、電話やメールでの問い合わせもできます(部署によって状況は大きく違うはずです)。

Q:どういう目的であれば外出できるのですか?

A:まず、上記の店や施設に行くことは問題ありません。散歩、運動、犬の散歩などもOKです。ただし、家族・同居者・(介護などの)付き添いのみ同伴可能です。

公園はもちろん、住居でも人が集まるのは禁止です(家族や同居者の場合は除く)。注意しても応じない場合、罰金を科される可能性があります(最高1,000ユーロ)。

通勤も大丈夫ですが、勤務の事実を証明する必要があります。基本的に、社員証などで大丈夫ではないでしょうか。ドイツでもテレワークが一気に進みました。

Q:旅行は?

A:急を要する旅行以外は禁止で、これにも罰則があります(最高1,000ユーロ)。しかし何をもって「急を要する」というのか、事情は人によって違いますから、判断はケースバイケースになりそうです。いずれにしろ、観光目的の旅行は完全になくなりました!

Q:結婚披露宴、ミサや葬儀は?

A:披露宴はもちろん宴会も禁止です。宗教上のミサや集会も禁止ですが葬儀は厳しい条件の下で可能、平たく書けば「要相談」のようです。

Q:外出制限はいつまで続くのですか?

A:少なくとも、イースター休暇が終わる4月19日までは続きます。

こうなると、収入が断たれ生活の成り立たなくなる人や廃業を迫られる事業者が続出するはずですが、これに対する緊急支援については後日お伝えするつもりです。

ドイツの感染者数(前日比)/ 死亡者数(前日比)

◆ バーデン=ヴュルテンベルク州
:13,410 (+1,076)/ 197(+32)
◆ バイエルン州
:16,497 (+1,687)/ 225(+63)
◆ ノルトライン=ヴェストファーレン州
:14,351 (+1,126)/ 134(+17)
ドイツ全国
:67,366 (+5,453)/ 732(+149)

  • 【ロベルト・コッホ研究所発表】の公式データ
    (2020年4月1日(水)00:00現在、08:15発表)
  • 感染者数の増加スピードは依然速い。
  • 死亡者数の増加が目立つ。
  • 死亡率(感染者数に占める死亡者数の割合)は1.1%。
  • 人口100万人に占める死者数は 8.7人。

世界の感染者数 / 回復者数 / 死亡者数

ドイツ全国
:74,508 / 18,990 / 859

Berliner Morgenpost 紙のコロナウイルスモニター(2020年3月27日)
Berliner Morgenpost 紙のコロナウイルスモニター(2020年3月27日)

【注意】

  • 感染者数に関するデータは、統計を取る機関によってバラツキがあります。感染拡大スピードが速く、値が刻々と変化するからです。またデータの集計方法によっても違いが生じます。
  • ① ロベルト・コッホ研究所は公的機関で、発表されるデータが国の公式データとして扱われます。
  • ② Berliner Morgenpost 紙は、世界のデータを集め「コロナウイルスモニター」として独自の速報値を公表しています。
  • データ集計の性格上、この2者の値が同じになるとは限りません。

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