【新型コロナ】観光地の人込みに危機感、「外出爆発」を防ぐ術はあるのか? 黒い森・ムンメル湖

4月19日(日)】

カーシェアリングの車にあった、オリジナル除菌シート © Matsuda Masahiro
カーシェアリングの車にあった、オリジナル除菌シート © Matsuda Masahiro

天気が良かったので、日ごろのうっぷん解消を兼ねて黒い森地方の観光地「ムンメル湖」へ行ってきました。

カーシェアリングの車を使いましたが、バックミラーに何か掛かっています。よく見ると除菌シートの小袋で「これで車内をきれいにしてください」と書いてあります。

カーシェアリングの会社は、コロナ問題を受けて衛生対策を強化しています。車内はいつもきれいですが、コロナ対策はまた別物ということでしょう。

そういえば、1ヶ月程前にカーシェアリングの会社から「頻繁に車内を除菌しています」というメールが来ました。とにかく気を使っています。

よく見ると、これ、カーシェアリング会社のオリジナル除菌シートです。初めてみましたが、急遽、注文生産したのだと思います。

社会的距離って、何だっけ?

黒い森の観光地「ムンメル湖」にて、売店前は大混雑、2020年4月19日 © Matsuda Masahiro
黒い森の観光地「ムンメル湖」にて、売店前は大混雑、2020年4月19日(日) © Matsuda Masahiro

およそ1時間でムンメル湖に着きましたが、売店前の駐車場は空きスペースを探すのが難しいほどの大混雑。人込みを避けるのに苦労しました。

ここはホテル・レストラン・売店を併設する施設で、天気の良い春の休日はかならず混雑する観光スポットです。コロナの影響で売店のみの営業でしたが、外出規制も何のその、大変な賑わいでした。

ドイツの外出規制は、あくまで濃厚接触を防ぐための手段です。イタリアなど、感染拡大のコントロールを失った国では外出を「禁止」していますが、ドイツの場合、ハイキングなどの外出まで制限されているわけではありません。まあ、州によって違いはありますが。

かといって、観光旅行は全国的に禁止されているし、実際のところ「何ができて何ができないのか」分からないところがあります。つまるところ、それぞれの判断で行動するしかないということでしょう。良識、倫理観、順法精神など国民の民度が問われます。

ちなみに、売店前のお客さんは、ちゃんと2mほどの距離を取って並んでいました。

規制緩和後に起きる「外出爆発」

この混雑を見て、ふと考えました。

もし、外出規制が大幅に緩和されたら、おそらく全国各地の観光地や観光施設は大混雑します。1か月以上制限が続いていますし、これからは行楽シーズン。これまでの反動から、人々が堰を切ったように大挙して外出する「外出爆発」を止める術はありません。

規制は注意深く緩和しないと、手がつけられないことになり、第2、第3の感染爆発を生みそうです。

ドイツでさえこうなのですから、外出禁止が長く続いているイタリア、スペイン、フランスなどの「外出爆発」はさらに深刻になるでしょう。

ドイツの感染者数(前日比)/ 死亡者数(前日比)

◆ バーデン=ヴュルテンベルク州
:27,883 (+625)/ 968(+49)
◆ バイエルン州
:37,407(+526)/ 1,256(+58)
◆ ノルトライン=ヴェストファーレン州
:28,471 (+465)/ 814(+23)
◆ ドイツ全国
:139,897 (+2,458)/ 4,294(+181)

  • 死亡率:3.0%。
  • 人口100万人に占める死者数:49.0人。

世界の感染者数 / 回復者数 / 死亡者数

◆ ドイツ全国
:145,184 / 88,000 / 4,586

【注意】

  • ① ロベルト・コッホ研究所は公的機関で、発表されるデータが国の公式データとして扱われます。
  • ② Berliner Morgenpost 紙は、世界のデータを集め「コロナウイルスモニター」として独自の速報値を公表しています。

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