【コラム】フードバンク、飽食と貧困の間で

ドイツで生産される食品の約4割、人口1人当たり年間81キロがゴミとして捨てられている。そこには、まだ食べられるにもかかわらず「見た目が悪い」「包装が傷んだ」といった理由から、流通段階で廃棄される食品も含まれる。その一方で、日々の食事に困る低所得者がいるのも事実。それなら小売店や企業に食品を寄付してもらい、困窮者に提供できないだろうか。こういったアイデアを基に、1967年、アメリカで世界最初のフードバンクが誕生した。…

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◆ 松田雅央「ヨーロッパの街角から」『日経研月報』、Vol.483、2018.09.

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