【5月16日(土)】
コロナ禍以来、初めて理容室に行ってきました。
理容業は濃厚接触の避けられない仕事です。したがって、厳しい感染防止対策がなされていると思っていましたが、その徹底ぶりは私の想像を軽く超えました。
小売店では従業員も買い物客も、マスク着用が義務です。郵便局などサービス業の店舗も同様ですが、マスクを着けたまま散髪はできないはず。
そう考えマスク無しで入店したら、すかさず店員から「マスク持ってる?」と聞かれました。持ってはいたので、さっそく着用。もちろん、店員は着用しています。
さらに、入り口脇に置かれたボトルの消毒液を使うよう指示されました。
ちなみに、6歳未満はマスク着用免除のようです。
散髪にも宣誓書
次は「コロナに感染していない(少なくとも症状がない)」あるいは「自主隔離状態にない」ことを自己申告する簡単な書類(宣誓書)への記入。氏名・連絡先・住所・電話番号・署名の欄があります。
また、一番下には店側の記入欄があり、散髪後に、開始時間・終了時間・店員の氏名を書くようになっています。どうやら、理容業界で作成している共通書式のようです。
もし、店員や客から感染者が出た場合、感染経路を辿るためにも使用されます。
まったく面倒な話です…。
洗髪も散髪もマスクを着けたまま
その後、洗髪。
この店は格安の理容室なので洗髪はオプションです。しかし、今は選択の余地なく全員洗髪。もちろん料金上乗せです。
料金は計18ユーロ。ちなみに、コロナ以前、洗髪無しの料金は12ユーロでした。
散髪時の前掛けは、いつもと違う使い捨てのビニール製。客の座る椅子も、その都度消毒していました。これは予想通り。
この日一番驚いたのは、マスクを着けたまま洗髪・散髪されたこと。ヒモが邪魔なはずですが、器用に髪を切ってくれました。
さすがに、オプションで髭を剃ってもらう時はマスクを外すでしょうが、私は髭剃り無し。
何から何まで初めての散髪体験。ちょっと戸惑いましたが、これも「慣れなければならない、新たな日常」なのでしょう。
こういった手続きがどうしても嫌な人は、家族にでも切ってもらうしかありません。
ドイツの感染者数
:感染者 (前日比) / 死亡者 (前日比) | |
◆ バーデン=ヴュルテンベルク州 | :33,893(+42)/ 1,644(+16) |
◆ バイエルン州 | :45,340(+197)/ 2,273(+13) |
◆ ノルトライン=ヴェストファーレン州 | :36,065(+98)/ 1,500(+7) |
◆ ドイツ全国 | :173,772 (+620)/ 7,881(+57) |
<死亡率> | :4.5% |
<人口100万人に占める死者数> | :93.8人 |
【ロベルト・コッホ研究所発表】の公式データ
(2020年5月16日(土)00:00現在)
世界の感染者数
:感染者 / 回復者 / 死亡者 | |
◆ ドイツ全国 | :175,752 / 152,600 / 7,938 |
【Berliner Morgenpost紙の速報値】
(2020年5月16日(土)19:00現在)
【注意】
- ロベルト・コッホ研究所は公的機関で、発表されるデータが国の公式データとして扱われます。
- Berliner Morgenpost 紙は、世界のデータを集め「コロナウイルスモニター」として独自の速報値を公表しています。
- コロナウイルスモニターのデータ元:Johns Hopkins University CSSE, WHO, CDC (USA), ECDC (Europa), NHC, DXY (China), Robert-Koch-Institut, Kreis- und Landesgesundheitsämter