【新型コロナ】動物園再開、マスクは義務のはずだけど…

5月11日(月)】

カールスルーエ動植物園 © Matsuda Masahiro
カールスルーエ動植物園 © Matsuda Masahiro

昨日、久しぶりにカールスルーエ動植物園へ行ってきました。8週間の休園が終わり、最初の週末、さらに天気にも恵まれましたから混雑すると思っていたのですが、入園者は意外と少なめでした。

実は、閉店義務が無くなった小売店にも同じような傾向があります。外出規制の余韻(あるいは後遺症?)が残るためでしょうか、買い物客は通常より少ないようです。規制が解除されれば、商売がすぐ元に戻るというわけではありません。

感染防止対策

さて、動植物園も様々な感染防止対策をとっています。

まず、入場者が殺到するのを防ぐため、年間入場券でのみ入場可能です。ただし、年間入場券は窓口ですぐに購入できますから、入場者の殺到防止にどう役立つのか、その理由はよく分かりません。

入場人数は最大2,000人に制限されています。入園者が2,000人に達したら、退園する人がいないと入園できない理屈です。

ただし、入園者はカウントしていますが、出口は多数あるため退園者はカウントできません。したがって、この数字はあくまで目安のようです。ちなみに、私が入園した時は上限に達していませんでした。

マスクも義務です。しかし入園すると大半の人がマスクを外していました。マスクを着ける習慣は、なかなか社会に定着しません。

カールスルーエ動植物園、閉鎖の続く屋内施設、2020.05.11. © Matsuda Masahiro
カールスルーエ動植物園、閉鎖の続く屋内施設、2020.05.11. © Matsuda Masahiro

屋内施設は、まだ閉館したままです。

カールスルーエ動植物園、1.5mの距離を空けること、2020.05.11. © Matsuda Masahiro
カールスルーエ動植物園、1.5mの距離を空けること、2020.05.11. © Matsuda Masahiro

人と人との距離を1.5m以上空けるよう、表示板に描かれています。

カールスルーエ動植物園、一方通行の表示、2020.05.11. © Matsuda Masahiro
カールスルーエ動植物園、一方通行の表示、2020.05.11. © Matsuda Masahiro

園内にある日本庭園の入り口です。庭園内は順路に沿って一方通行で歩くように書いてあります。人がすれ違うことを防ぐための工夫です。

ドイツの感染者数

:感染者 (前日比) / 死亡者 (前日比)
◆ バーデン=ヴュルテンベルク州:33,190(-97)/ 1,545(+3)
◆ バイエルン州:44,368(+103)/ 2,155(+2)
◆ ノルトライン=ヴェストファーレン州:35,132(+168)/ 1,437(+12)
◆ ドイツ全国169,575 (+357)/ 7,417(+22)
<死亡率>:4.4%
<人口100万人に占める死者数>:88.3人

【ロベルト・コッホ研究所発表】の公式データ
(2020年5月11日(月)00:00現在)

世界の感染者数

:感染者 / 回復者 / 死亡者
◆ ドイツ全国:172,576 / 145,617 / 7,661
Berliner Morgenpost 紙のコロナウイルスモニター(2020年4月7日)

【Berliner Morgenpost紙の速報値】
(2020年5月11日(月)23:00現在)


【注意】

  • ロベルト・コッホ研究所は公的機関で、発表されるデータが国の公式データとして扱われます。
  • Berliner Morgenpost 紙は、世界のデータを集め「コロナウイルスモニター」として独自の速報値を公表しています。
  • コロナウイルスモニターのデータ元:Johns Hopkins University CSSE,  WHOCDC (USA),  ECDC (Europa),  NHCDXY (China), Robert-Koch-Institut, Kreis- und Landesgesundheitsämter

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