【新型コロナ】飲食店、2ヵ月ぶりに営業再開

5月21日(木)】

レストランの野外席、ドイツ・カールスルーエ、2020.05.20. © Matsuda Masahiro
レストランの野外席、ドイツ・カールスルーエ、2020.05.20. © Matsuda Masahiro

5月18日から、飲食店の営業が再開しました。これまでもテイクアウトはOKでしたが、店内での飲食(野外席も含め)は禁止でした。およそ2ヵ月ぶりの外食!

閑散とした街並みが一転し、驚くほど沢山の人が外食を楽しんでいます。小売・サービス業の店舗の営業は一足先に解禁されていましたが、これでやっと活気が戻ります。

外出制限の反動による「外出爆発」で、感染の拡大が心配されますが、いつまでも社会・経済を止めておくわけにはいきません。どこかで折り合いをつけてコロナと共存していく他ないはずです。

接触者追跡

ただし、コロナ以前とはだいぶ様子が違います。

やっぱり、と思ったのが名前と連絡先の記入用紙。面倒ですが、飲食したいのであれば書く必要があります。この店の従業員や客から感染者が発生した場合、接触者を追跡するためのものです。

しかし、テーブルの番号が書かれていません。本当に意味があるのでしょうか?

レストランの野外席、客は名前と連絡先を書かなければならない、ドイツ・カールスルーエ、2020.05.20. © Matsuda Masahiro
レストランの野外席、客は名前と連絡先を書かなければならない、ドイツ・カールスルーエ、2020.05.20. © Matsuda Masahiro

飲食店の接触者追跡用紙
-注意:世帯ごとに記入してください

お名前
日時
連絡先(メールアドレス、電話番号など)

・コロナ感染防止の法律に従った措置です。
・この情報は4週間後に破棄されます。


レストランの野外席、使ったテーブルを除菌する店員、ドイツ・カールスルーエ、2020.05.20. © Matsuda Masahiro
レストランの野外席、使ったテーブルを除菌する店員、ドイツ・カールスルーエ、2020.05.20. © Matsuda Masahiro

店員のマスク着用は義務です。しかし、息苦しいためか、マスクを下にずらして着けている店員が目立ちました。

感染防止対策も、無理があっては長続きしません。過不足のない対策を、地道に続ける努力が大切でしょう。

ドイツの感染者数

 :感染者 (前日比) / 死亡者 (前日比)
◆ バーデン=ヴュルテンベルク州:34,175(+60)/ 1,680(+8)
◆ バイエルン州:45,929(+163)/ 2,348(+9)
◆ ノルトライン=ヴェストファーレン州:36,912(+146)/ 1,546(+9)
◆ ドイツ全国176,725 (+745)/ 8,147(57)
<死亡率>:4.6%
<人口100万人に占める死者数>:97.0人

【ロベルト・コッホ研究所発表】の公式データ
(2020年5月21日(木)00:00現在)

世界の感染者数

 :感染者 / 回復者 / 死亡者
◆ ドイツ全国:179,021 / 158,087 / 8,203
Berliner Morgenpost 紙のコロナウイルスモニター(2020年4月7日)

【Berliner Morgenpost紙の速報値】
(2020年5月21日(木)23:00現在)


【注意】

  • ロベルト・コッホ研究所は公的機関で、発表されるデータが国の公式データとして扱われます。
  • Berliner Morgenpost 紙は、世界のデータを集め「コロナウイルスモニター」として独自の速報値を公表しています。
  • コロナウイルスモニターのデータ元:Johns Hopkins University CSSE,  WHOCDC (USA),  ECDC (Europa),  NHCDXY (China), Robert-Koch-Institut, Kreis- und Landesgesundheitsämter

 

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