【4月6日(月)の出来事】

ヨーロッパでは、多くの国でもうすぐイースター休暇が始まります。ドイツの場合、暦上の休日は4月10日(金)~13日(月)までの4連休です。学校の休みはもう少し長く、子供たちにとってイースターは短い春休みといった感じでしょう。
ただ、これはコロナが無ければの話。今シーズンは学校の休校が、少なくとも19日まで続きます。かといってどこかへ遊びに行くわけにもいかず、子供たちにとっては不完全燃焼になりそうです。
今年のイースターは遠出の旅行ができませんので、観光産業は大きな打撃を受けます。特に、観光地の収入はほぼ完全なゼロとなるはずです。イースター休暇期間の売り上げは年間の15%に当たります。
イースター休暇は諦めざるを得ませんが、一日も早い外出制限の緩和が待たれます。
ちなみに、お隣のオーストリアでは店の営業禁止を段階的に解くなど、規制措置の緩和を始めるそうです。

ドイツの感染者数(前日比)/ 死亡者数(前日比)
◆ バーデン=ヴュルテンベルク州
:19,395 (+781)/ 387(+20)
◆ バイエルン州
:24,974 (+1,128)/ 437(+41)
◆ ノルトライン=ヴェストファーレン州
:19,384 (+649)/ 255(+10)
◆ ドイツ全国
:95,391 (+3,677)/ 1,434(+236)
- 【ロベルト・コッホ研究所発表】の公式データ
(2020年4月6日(月)00:00現在、08:05発表) - 感染者数の増加スピードは減少傾向。
- 死亡者数の増加スピードは高止まり。
- 死亡率(感染者数に占める死亡者数の割合)は1.5%。
- 人口100万人に占める死者数は 17.1人。
世界の感染者数 / 回復者数 / 死亡者数
◆ ドイツ全国
:102,024 / 36,081 / 1,695

- 【 Berliner Morgenpost紙の速報値】
(2020年4月6日(月)20:00現在) - データ元:Johns Hopkins University CSSE, WHO, CDC (USA), ECDC (Europa), NHC, DXY (China), Robert-Koch-Institut, Kreis- und Landesgesundheitsämter
- 上記リンクをクリックすると最新の「コロナウイルスモニター」が表示されます。
- 感覚的な操作でドイツ、世界各国のデータを調べることができます。
【注意】
- 感染者数に関するデータは、統計を取る機関によってバラツキがあります。感染拡大スピードが速く、値が刻々と変化するからです。またデータの集計方法によっても違いが生じます。
- ① ロベルト・コッホ研究所は公的機関で、発表されるデータが国の公式データとして扱われます。
- ② Berliner Morgenpost 紙は、世界のデータを集め「コロナウイルスモニター」として独自の速報値を公表しています。
- データ集計の性格上、この2者の値が同じになるとは限りません。