【コラム】スマートホームからスマートリビングへ ~メイド・イン・ジャーマニーの復権なるか~

SYS.TEC社のゲオルク・フリューアウフ事業所長(©Masahiro Matsuda)
SYS.TEC社のゲオルク・フリューアウフ事業所長(©Masahiro Matsuda)

 IoT技術の活用が期待されるスマートホーム。これはもともと、1980年代にアメリカで提唱された住宅の考え方で、初期には「情報技術を使い、家庭内の照明や冷暖房などをコントロールし、エネルギー消費を最適化する住宅」とされていた。

 スマートホームの概念は、時代とともに変化しており、インターネットやAI技術の発展が、それまで夢物語と思われていたアイデアを実現している。

 現代では、より快適な生活をサポートする建物の技術やシステムの総称になっているが、ドイツはこれをスマートホームの次の段階と位置付け、あえてスマートリビングと呼んでいる。…

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◆ 松田雅央「ヨーロッパの街角から」『日経研月報』、Vol.527、2022.05.

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