【コラムMAKOTO】クラインガルテン ~この世の天国まで徒歩2分~

クラインガルテンの子供達、カールスルーエ ©MATSUDA, Masahiro
クラインガルテンの子供達、カールスルーエ ©MATSUDA, Masahiro

マンション暮らし、でも庭や畑が欲しい!
 街に住んでいても、土と自然に毎日触れたいと思う人は少なくない。プランターで満足できなければ貸し農園を利用することになるだろうが、日本の街にある農園は数が少なく狭いので思い通りに使うのはなかなか難しい。
 そんなとき、ドイツならクラインガルテンを借りることになる。クラインガルテン(クライン=小さな、ガルテン=庭)はドイツ全国どこの街にもあり、一区画が100〜400平方メートルと広さも十分。

 日本語では「市民菜園」と訳されるが、野菜・花・果物を育てるだけでなく、芝生を敷き休憩用の小さな小屋を建てたり、子供の遊具を置いたり、趣味で小さな池を作ることもできる。このようにクラインガルテンの使い方は、貸し農園よりずっと自由。借りる期間は基本的に無制限で、賃貸料は年間2万円程度と格安だ。…

全文はこちら(PDF)

松田雅央「松田雅央の時事日想」『Business Media 誠』, 2008.04.22

タイトルとURLをコピーしました