【コラム】融和と同化、欧州のイスラム社会 ①

説教壇に座るイマーム(指導者)が信者を前に講話している。金曜礼拝には2000人を超える信者が集まることもある © Matsuda Masahiro
説教壇に座るイマーム(指導者)が信者を前に講話している、金曜礼拝には2000人を超える信者が集まることもある、カールスルーエ © Matsuda Masahiro

先ごろ、フランス南部のリゾート地で、一部自治体がイスラム教徒の女性用の水着「ブルキニ」を禁止し話題になった。これは髪と肌の露出を極力少なくした水着で、理由は「宗教を誇示するような着衣は混乱を招く」というもの。これが人権侵害ではないかと物議をかもしている。

やはり着衣の話になるが、隣国ドイツではニカーブ(目以外をすべて覆った女性用の服装)などの着用禁止が議論されている。ドイツはこれまで異文化に比較的寛容な政策をとってきたが、身元確認が困難ということで、公共の場、例えば学校、裁判所、デモなどでの着用が近く禁止されそうだ。

かくのごとく、欧州とイスラム社会は、時に静かに、時に激しく、摩擦を繰り返している。…

全文はこちら(PDF)

◆ 松田雅央「ヨーロッパの街角から」『日経研月報』、Vol.459、2016.09.、日本経済研究所

コメント

タイトルとURLをコピーしました